第14講

サンプルページを読み解く

最後に、簡単な会社サイト風のサンプルを使って、見た目の構造を言葉で読み解きます。

サンプル:整ったトップページ

視覚サンプル:会社サイト風トップページ

株式会社サンプル 右側にメニューと問い合わせボタン
サービス会社情報お知らせお問い合わせ
地域の暮らしを支えるサービスです
短い説明文と、主要な問い合わせボタンが置かれています。
サービスA
短い説明
サービスB
短い説明
サービスC
短い説明

このサンプルの読み解き

上部には会社名とメニューがあり、サイト全体の入口として機能しています。中央上には大きな見出しがあり、この会社が何をする会社なのかを短く示しています。

その下に3つのカードが横並びで配置されています。3つのサービスを比較しやすくするためです。下部には会社情報があり、ページの終わりを示しています。

なぜ整って見えるのか

  • ヘッダー、本文、フッターの役割が分かれている。
  • カードが同じ形で並んでいる。
  • 余白があり、部品同士が詰まりすぎていない。
  • 見出し、本文、ボタンの重要度が分かれている。
  • 色や枠線が統一されている。

目視確認者に聞くなら

このサンプルを実際のページとして確認する場合、次のように聞きます。

  • 最初に目に入るのは会社名ですか、見出しですか、問い合わせボタンですか。
  • 3つのカードは同じ種類の情報として見えますか。
  • 余白は広すぎず、狭すぎませんか。
  • 問い合わせボタンは目立ちますか。
  • スマートフォンで見たときに、カードは自然に縦並びになりますか。

最終まとめ

見た目は、完全に感覚だけで作られているわけではありません。余白、揃え、幅、階層、色数、統一感、視線誘導という観点に分解できます。全盲者がWeb制作に関わる場合は、これらを言葉で管理し、必要な箇所を目視確認者に具体的に確認してもらうことが重要です。